SSブログ

花粉症症状が突然あらわれ、つくしが劇的に効いた [つくし]

私が花粉症になったのは、約10年前のことです。それまでは花粉症には無縁で、花粉症のニュースなどを見てもまったく他人事としか感じていませんでした。

10年前の春、それはのどと目の軽い痛みから始まりました。うがいをいくらしても治るどころか、花粉の飛ぶ量がふえるにしたがって、症状がどんどんひどくなってきました。
胸にまで症状が広がり、息を吸うたびに激しく痛み、せき込むと血が出ることも。涙も鼻水も止まらないし、夜は眠れないしで、生きた心地がしませんでした。

外に出ることがこわくなり、一時は家にとじこもってしまったほどです。そんなふうに花粉症に悩まされながらも、趣味の週末の山菜とりはつづけていました。

そのときたまたま、野原に生えているつくしを見つけました。じつはそれまではつくしに注目したこともなければ、食べたこともありませんでした。そのときはなぜかふと「つくしを食べてみよう」と思って、ほかの山菜といっしょにつんで帰り、その日の夕食で油炒めにして食べたのです。

すると、食事のあいだにすーっと鼻が通っていったのです。いつもは夜寝るときに花粉症の症状が出て寝つけないのですが、その晩は症状が出ませんでした。

もしかして山菜が効いたのかと、その日に食べた山菜をチェックしてみましたが、つくし以外はいつも食べているものばかり

ということはつくしが花粉症にいいのだろうかと、半信半疑ながらも翌週もつくしをとりに行き、つくしだけを食べてみました。すると、もぐもぐと噛んでいるうちに、鼻がすーっとと通って、ぴたりと花粉症の症状がおさまったのです。すぐにまた出かけて、リュック1杯分のつくしをとってきました。それからは、つくしの効果的な食べ方を熱心に研究するよ、つになりました。

まず、つくしは新鮮なものが効くようです。とってきてから1晩おいてしまうと、酵素の働きのせいか、茎の部分が溶けてきてしまいます。その状態になったつくしは、花粉症には効きませんでした。

とってきてすぐに冷凍したものは、解凍して食べても働きが失われていませんでした。胞子がいっぱいついた頭の部分が効くのかと思って、部位ごとに食べてみましたが、どちらかというと茎部分のほうが効くようです。そうしていろいろ試しているうちに、その年の花粉症はおさまってしまいました。

その後、2年問は花粉症シーズンになると症状が出ましたが、つくしを食べて乗り切り、結局3シーズンで花粉症は完全に治りました。自分の花粉症がつくしで治ったことをほかの人たちに話したところ、「ぜひ試してみたい」という反応があり、冷凍しておいたつくしを分けてあげていました。するとやはり「効いた」「症状が楽になった」とのこと。

そこで、学内の研究機問でつくしの成分分析をしてみたのです。その結果、花粉症に効きそうな成分が含まれていることがわかりました。つくしの成分をいつでもとれるように、つくし飴の開発にも協力をしました。でき上がったつくし飴をなめてみると、つくしを食べたときと同じように、すーっと鼻が通り、日のかゆみもウソのように消え去ります。

今年の花粉シーズンには、つくしをとって食べるだけでなく、つくし飴も、ぜひ試してみてください。
タグ:花粉症
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。