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アレルギーに効果を示す効能が複合的に発生する [つくし]

スギナは、東西を問わず、古くから民間薬として使用されています。一方、スギナの胞子茎であるつくしは傷みやすいので生薬としてはほとんど使われていませんでした。
ある大学の教授が自己の体験を通して初めて見つけました。

この教授の呼びかけを機に、つくしの成分を分析してみたところ、40種類もの成分が検出されました。これらのうち抗アレルギー作用があるのは、フラボノイド類、不飽和脂肪酸、オニチンおよびコハク靡などです。これらの物質には、アレルギー反応を引き起こすロイトコリエンやヒスタミンの遊離を抑制する働きが認めれています。

これらのひとつひとつは、つくし以外の植物にもよく含まれる成分で、つくし特有の成分ではありません。つまり複数の成分をいっしょにとることで、複合的にアレルギーに効いていると考えられます。つくしのエキスを配合した飴を使ったモニターアンケートで花粉症の改善効果を調べたところ、50~60% の確率で改善効果が得られることがわかりました。

これはなかなかよい数字です。また、花粉症以外の、ハウスダストなどのアレルギー症状にも効いたという声も聞こえています。くわしい研究はまだこれからですが、つくしには大きな可能性を感じています。
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